今回の目的
MUGENレンタルサーバーにownCloudをインストールする
Let’s Encryptの証明書を利用してサイトを常時SSL化する
前提条件
お名前.comで独自ドメインを取得済み
レンタルサーバーはMUGENレンタルサーバー
を利用
MUGENレンタルサーバーとは
この辺の説明は先日の無限レンタルサーバーにWordPressをインストールに記載しましたので気になる方はそちらの記事をご確認ください。
ownCloudとは
簡単に言うとBoxやDropBoxのようなオンラインストレージのアプリケーションです。
レンタルサーバーにownCloudをインストールすると自分専用のオンラインストレージを簡単に構築することができます。
MUGENレンタルサーバーにownCloudをインストール
さっそくMUGENレンタルサーバーにownCloudをインストールしてみましょう!
MUGENレンタルサーバーの管理画面にログイン
こちらの説明も無限レンタルサーバーにWordPressをインストールに記載しましたのでそちらの記事をご確認ください。
独自ドメイン(サブドメイン)の登録
先日のWorkPressインストールの記事では独自ドメイン(example.com)を利用してインストールを行いました。
今回はexample.comのサブドメイン(owncloud.example.com)としてインストールしてみます。
サブドメインを作成するにはcPanelのドメイン欄にある「サブドメイン」をクリックします。
サブドメインの作成画面に切り替わるので、作成したいサブドメインの情報を入力します。
例)
今回は example.com ドメインのサブドメインとして owncloud.example.com という名前で登録したいため、以下のように入力して「作成」をクリックします。
サブドメイン:owncloudを入力
ドメイン:example.comを選択
ドキュメントルート:public_html/owncloud.example.comを入力
※「サブドメイン」の入力完了後にドメインの選択を行うと「ドキュメントルート」には自動的に「owncloud」が入力されますが、このままだと複数のドメインを管理していて両方にownCloudをインストールした際に区別できなくなるためドメイン名まで続けて入力するようにします。
成功 “・・・入力したドメイン・・・” が作成されました。
と表示されたら登録成功です。
画面左上のcPanelアイコンをクリックしてホーム画面に戻りましょう。
独自ドメインを常時SSL化
cPanelのセキュリティ欄にある「Lets Encrypt™ SSL」をクリックします。
するとLet’sEncryptの管理画面が表示され、下部の「Issue a new certificate」に、自分が管理しているドメインの一覧が表示されます。
それでは早速自分のドメインをSSL化してみましょう。
やり方は簡単でSSL化したいドメインの右側にある「+Issue」をクリックします。
その後、SSL化するドメインの選択画面が表示されますので、SSL化したいドメインの「Include?」部にチェックを付けます。
以下に各ドメインの簡単な説明を記載しますが、基本的には最初からチェックが付いている状態のままで問題ありません。
また、「http-01」「dns-01」の選択についても基本的に最初からチェックの付いている「http-01」のままで問題ありません。
| owncloud.example.com | https://owncloud.example.com といったアドレスでアクセスしたい場合はこちらにチェックを付けます。 |
| www.owncloud.example.com | https://www.owncloud.example.com といったwww付きアドレスでアクセスしたい場合はこちらにチェックを付けます。 |
SSL化したいドメインのチェックが済んだら画面下部の「Issue」をクリックします。
もしエラー画面が表示される場合は、ネームサーバーがMUGENレンタルサーバーに向いていない可能性がありますので、お名前.comのネームサーバー設定を再確認します。
ownCloudインストール
cPanelのソフトウェア欄にある「Softaculous Apps Installer」をクリックします。
ソフトウェアのインストール画面に切り替わるので、画面左側の検索ボックスに「owncloud」と入力します。
検索結果に表示されている「ownCloud」をクリックすると画面右側にownCloudの情報が表示されますので「Install Now」をクリックします。
ソフトウェアセットアップ
プロトコルの選択:https:// もしくは https://www. を選択
ドメインの選択:ownCloudをインストールするドメインを選択
ディレクトリ:規定値としてowncloudが入っていますが削除して空白にします
データ・ディレクトリ:データを保存するディレクトリを指定します。既定のままで問題ありません。
※ディレクトリを空白にすると、https://example.com といった感じでアクセスできるようになります。
※ディレクトリを入力すると、https://example.com/owncloud といった感じでアクセスできるようになります。
管理者アカウント
Admin Username:管理者の名前を半角英数字で入力します。
Admin Password:管理者のパスワードを指定します。右側にある鍵マークをクリックするとランダムのパスワードが発行されます。
鍵マークをクリックするとこんな感じでランダムのパスワードが発行されます。![]()
パスワードの鍵マークは何回もクリックすることができますので気に入ったパスワードが発行されるまで何回かクリックしてみるのもよいでしょう。
※ここでのアカウントとパスワードは後程ownCloudにログインする際に利用しますので忘れないようにメモしておきます。
言語の選択とアドバンスオプション
言語の選択:Japanese を選択します。
アドバンスオプション:特に変更する必要はないので規定値のままで大丈夫です。
インストール開始
どうやらアプリの容量が大きいのか「インストール」ボタンをクリックした後に結構待たされます。
しばらく待っていると以下のようなエラーメッセージが表示されてしまいました。。。![]()
何のエラーかさっぱりわからないのでMUGENレンタルサーバーのサポートに問い合わせしました。
サポートにてサーバーに必要なパッケージを入れましたと連絡があり、その後確認したところ無事インストールを進めることができるようになりました。
ownCloudにログイン
ownCloudをインストールしたURL(https://owncloud.example.com)にアクセスすると無事にログイン画面が表示されていました。
インストール時に指定したユーザー名とパスワードでログインすることができるようになっています。
最後に
今回はMUGENレンタルサーバーにownCloudをインストールして、常時SSLを設定するまで実施してみましたがいかがでしたでしょうか。
意外と簡単にインストールをすることができたのではないでしょうか。
また今後もいろんなことにチャレンジしていきますのでよろしくお願いいたします。
今回利用したのはMUGENレンタルサーバーです。
今日ものある方は ↓↓こちら↓↓ からアクセスしてみてはいかがでしょうか。![]()







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